2020年に新たに登場した小型クロスオーバーSUVの「ヤリスクロス」。
デザイン・設計ともにヨーロッパ拠点のトヨタで開発されたということもあり、まるで外車のようなモデルで、発売と同時に大ヒットを記録しています。
そんなヤリスクロスの購入を検討している多くの方が悩むのが、
「どのグレードが一番おすすめなのか?」
ということだと思います。
この記事ではトヨタ ヤリスクロスの各グレードの価格・エクステリア・インテリア・安全性・快適装備・燃費等について比較し、どのグレードを購入すれば後悔しないのか調べてみました。
この記事に書かれている内容

メーカー | トヨタ | モデル | 初代 |
---|---|---|---|
車名 | ヤリスクロス | ||
新車価格 | 中古車相場 | ||
179.8~281.5万円 | 0万円 | ||
基本・寸法・重量 | |||
駆動方式 | 2WD、4WD | 排気量 | 1490cc |
全長 | 4180mm | 車内寸法 長 | 1845mm |
全幅 | 1765mm | 車内寸法 幅 | 1430mm |
全高 | 1590mm | 車内寸法 高 | 1205mm |
重量 | 1385~1545kg | 乗車定員 | 5人 |
性能 | |||
燃料消費率 | 17.4~30.8km/L | 最小回転半径 | 5.3m |
関連記事 | |||
※使用している画像や情報はトヨタ公式サイトから引用、または参考にしております。
トヨタ ヤリスクロスを安く買う方法!

自動車を購入する際、値引き交渉はセールスマンと駆け引きが必要で大変ですが、手っ取り早くトヨタ ヤリスクロスを安く購入する方法があります。
それは今乗っている車を下取りしないことです。
車を購入するお店に下取りしてもらうと、下取り額と値引き額を自由に調整できてしまうため、下取り額を安く設定して値引き額を大きく見せることもできてしまいます。
しかし、購入するお店とは別のお店に車を売ることで、購入するお店とは純粋に値引き額だけの交渉が可能になります。
そこでおすすめなのが車買取専門店です。
その名のとおり車の買取に特化しているので、下取りよりも高く買い取ってもらえます。
車買取専門店によっては数十万円の差がありますので、一括査定で複数業者から見積もりをとるようにしましょう。
参考記事:
【最新版】車を高く売りたいならネットで不評の一括査定がやっぱりおすすめ!
トヨタ ヤリスクロスは全7グレード!
ヤリスクロスは「X“Bパッケージ”」、「X」、「G」、「Z」、「HYBRID X」、「HYBRID G」、「HYBRID Z」の7グレードがラインナップされています。
「X」と「HYBRID X」、「G」と「HYBRID G」、「Z」と「HYBRID Z」はそれぞれガソリン車とハイブリッド車という違いはありますが、それぞれ装備されている内容は基本的に同じです。
- X“Bパッケージ” … マニュアルエアコン、ダイアル式ヒーターコントロールパネル、16インチスチールホイールなど装備を最低限に抑えた一番安いエントリーグレード。予防安全技術のToyota Safety Senseが装備されていないので注意。
- X、HYBRID X … X“Bパッケージ”をベースに予防安全技術Toyota Safety Senseやオートエアコン(HYBRID X)を装備したグレード。
- G、HYBRID G … 16インチアルミホイール、本革巻きステアリングホイール、本革巻きシフトノブ、オートエアコン&ダイアル式ヒーターコントロールパネル、ピアノブラック加飾・シルバー塗装を施した内装パーツなど機能性・デザイン性ともに上質なグレード。
- Z、HYBRID Z … 切削光輝18インチアルミホイール、ピアノブラック加飾が施されたアッパーグリル、プロジェクター式フルLEDヘッドランプ、フルLEDリアコンビネーションランプ、7インチカラーTFT液晶のマルチインフォメーションディスプレイ+オプティトロンメーター、切削光輝18インチアルミホイールなどインテリア・エクステリアともに高級感のある最上位グレード
今回はこの7つのグレードについて比較していきます。
トヨタ ヤリスクロス グレードによる価格の違い
ヤリスクロスの各グレードを価格で比較してみました。
グレード | 2WD | 4WD | ||
---|---|---|---|---|
車両本体価格(税込) | グレード価格差 | 車両本体価格(税込) | グレード価格差 | |
X“Bパッケージ” | 1,798,000円 | - | 2,029,000円 | - |
X | 1,896,000円 | 98,000円 | 2,127,000円 | 98,000円 |
G | 2,020,000円 | 124,000円 | 2,251,000円 | 124,000円 |
Z | 2,210,000円 | 190,000円 | 2,441,000円 | 190,000円 |
HYBRID X | 2,284,000円 | 74,000円 | 2,515,000円 | 74,000円 |
HYBRID G | 2,394,000円 | 110,000円 | 2,625,000円 | 110,000円 |
HYBRID Z | 2,584,000円 | 190,000円 | 2,815,000円 | 190,000円 |
最安値がグレード「X“Bパッケージ”」2WDで1,798,000円、一番高いグレードが「HYBRID Z」4WDの2,815,000円となります。また、同グレードでも2WDと4WDでは約23万円の差があります。
トヨタ ヤリスクロス グレードによるエクステリアの違い
LEDヘッドランプ
「X“Bパッケージ”」「X」「HYBRID X」「G」「HYBRID G」はマニュアルレベレング機能付きハロゲンヘッドランプが標準装備されています。
一方、上位グレード「Z」「HYBRID Z」はオートレベレング機能付きのLEDヘッドランプを装備。また、ターンランプもLEDデイタイムランニングランプに収納され、機能性だけでなくデザイン的にもスタイリッシュな印象を受けます。
ドア下モールディング 車名プレート
「G」「HYBRID G」「Z」「HYBRID Z」はドア下モールディングに車名プレートが付いています。
細かいところですが、車名プレートがあるのとないのとでは高級感が全然違ってきます。
グレード別ホイール
「X“Bパッケージ”」「X」「HYBRID X」は16インチ スチールホイールに樹脂フルキャップ、「G」「HYBRID G」はセンターオーナメント付き16インチアルミホイール、「Z」「HYBRID Z」は切削光輝/センターオーナメント付き18インチアルミホイールと、グレードによってホイールの種類やサイズが異なります。
トヨタ ヤリスクロス グレードによるインテリアの違い
本革巻きステアリングホイール
「X“Bパッケージ”」「X」「HYBRID X」「G」「HYBRID G」はウレタン素材のシンプルな3本スポークステアリングホイール、「Z」「HYBRID Z」はシルバー加飾の施されたスポーティーなデザインの本革巻き3本スポークステアリングホイールが標準装備されています。
本革巻きシフトノブ
「X“Bパッケージ”」「X」「HYBRID X」はシンプルな黒材着のシフトノブ、「G」「HYBRID G」「Z」「HYBRID Z」は本革シフトノブとアクセントにメッキ加飾が施され、スポーティーで高級感のあるデザインに仕上がっています。
トヨタ ヤリスクロス グレードによる安全性の違い
ヤリスクロスは「X“Bパッケージ”」以外のグレードで先進安全技術Toyota Safety Senseを装備。ドライバーや同乗者の安全運転をサポートしてくれますが、一部機能についてはグレード毎によって提供状況が異なります。
「X“Bパッケージ”」以外のグレードで提供されるスマートアシスト機能
- プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)
- レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)
- レーントレーシングアシスト[LTA]
- オートマチックハイビーム[AHB]
- ロードサインアシスト[RSA]
- 先行車発進告知機能[TMN]
- セカンダリーコリジョンブレーキ[SCB]
- インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]
- ドライブスタートコントロール
- S-VSC(横風対応制御付)&ACA&TRC
- SRSエアバッグ(運転席・助手席)+SRSサイドエアバッグ(運転席・助手席)+SRSカーテンシールドエアバッグ(前後席)
ハイブリッド仕様車で提供される機能
- 車両接近通報装置
オプションで装備できるスマートアシスト機能
- アダプティブハイビームシステム[AHS]
- ブラインドスポットモニター[BSM]+リヤクロストラフィックオートブレーキ[パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)]
- トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク(パノラミックビューモニター付)]
- パノラミックビューモニター
- バックガイドモニター(「G」「Z」「HYBRID G」「HYBRID Z」は標準装備)
各安全装備について、詳しくはトヨタ ヤリスクロスの公式サイトをご覧ください。
トヨタ ヤリスクロス グレードによる快適装備の違い
マルチインフォメーションディスプレイ+メーター
「X“Bパッケージ”」「X」「HYBRID X」「G」「HYBRID G」は4.2インチカラーTFT液晶のマルチインフォメーションディスプレイとデジタルメーター、「Z」「HYBRID Z」は7インチカラーTFT液晶のマルチインフォメーションディスプレイとオプティトロンメーターが装備されています。
エアコン+ヒーターコントロールパネル
「X“Bパッケージ”」はマニュアルエアコン&ダイアル式ヒーターコントロールパネル、「X」「HYBRID X」はオートエアコン&ダイアル式ヒーターコントロールパネル、「G」「HYBRID G」「Z」「HYBRID Z」はオートエアコン&メッキダイアルのダイアル式ヒーターコントロールパネルが装備されています。
トヨタ ヤリスクロス グレードによる燃費の違い
ヤリスクロスの燃費性能をJC08モード、WLTCモードでグレード毎に比較してみました。
グレード | JC08モード | WLTCモード | ||
---|---|---|---|---|
2WD | 4WD | 2WD | 4WD | |
X“Bパッケージ” | 非公表 | 非公表 | 20.2km/L | 18.5km/L |
X | 非公表 | 非公表 | 20.2km/L | 18.5km/L |
G | 非公表 | 非公表 | 19.8km/L | 18.2km/L |
Z | 非公表 | 非公表 | 18.8km/L | 17.4km/L |
HYBRID X | 31.3km/L | 29.0km/L | 30.8km/L | 28.7km/L |
HYBRID G | 31.3km/L | 29.0km/L | 30.2km/L | 28.1km/L |
HYBRID Z | 31.3km/L | 29.0km/L | 27.8km/L | 26.0km/L |
実燃費に近いと言われるWLTCモードを見てみると、同じガソリン車でもグレードによって1km/L、ハイブリッド車の場合は3km/Lも差があります。燃費を重視するのであれば低グレードの購入も視野に入れるとよいでしょう。
【まとめ】トヨタ ヤリスクロスを買うならグレード「HYBRID Z」がオススメ!
トヨタ ヤリスクロスを購入するなら最上位グレード「HYBIRD Z」がオススメです。
仕事などで使うなら「X“Bパッケージ”」「X」でも十分ですが、ダイアル式エアコンやスチールホイールなど機能性やデザイン性が落ちますので、プライベートで使用するなら「G」以上が良いでしょう。
「G」と「Z」を比較すると、約20万円の価格差がありますが「Z」にはフルLEDヘッドランプとリアコンビネーションランプ、18インチアルミホイール、運転席6ウェイパワーシートなど20万円という価格差は十分にペイできます。
また、ガソリン車「Z」とハイブリッド仕様車「HYBRID Z」を比較した場合、価格差は約37万円、燃費性能では約11km/Lの差があります。
仮に月1,500km走行、ガソリン単価を120円とした場合、「Z」は9,574円、「HYBRID Z」は6,474円で3100円の差となり、年間で37,200円「HYBRID Z」の方が安くなります。
また、「HYBRID Z」はハイブリッド仕様車ということもあり自動車税の軽減措置や自動車重量税の免税など維持費も抑えることができますので、トータルコストで比較すればほぼ変わらなくなりますし、万が一手放すことになったとしてもハイブリッド仕様車の方がリセールバリューが高いので、乗り換え時にもプラスに働きます。
トヨタ ヤリスクロスのおすすめ関連記事
知ってますか?車は値引きより今乗っている車を高く売る方が簡単です

車を買うときに値引き額に目が行きがちですが、下取り額も気にしていますか?
車を購入したお店にそのまま下取りに出すと、購入する車の値引き額と下取り額で金額調整することができますので損してしまいます。
管理人も愛車だったヴィッツをディーラーに下取りした後に、あと30万円高く売れることに気がつき後悔しました。
車を高く売るためには、複数の業者から見積もりを集めて買取価格を比較することが一番大切です。
申し込みも簡単で3分で終わりますよ。
スポンサーリンク