《約22.4万円》日産 セレナ/e-POWER/ハイウェイスターの年間維持費はいくらなのか調べてみた！

日産 セレナ/e-POWER/ハイウェイスターの購入を検討している方の多くは毎月どのくらいの維持費がかかるのか気になるところだと思います。

この記事では、日産 セレナ/e-POWER/ハイウェイスターの維持費はいくらくらいなのか、維持費を安く済ませるための節約術についてご紹介しています。

日産 セレナ/e-POWER/ハイウェイスターを安く買う方法！

自動車を購入する際、値引き交渉はセールスマンと駆け引きが必要で大変ですが、手っ取り早く日産 セレナ/e-POWER/ハイウェイスターを安く購入する方法があります。

それは今乗っている車を下取りしないことです。

車を購入するお店に下取りしてもらうと、下取り額と値引き額を自由に調整できてしまうため、下取り額を安く設定して値引き額を大きく見せることもできてしまいます。

しかし、購入するお店とは別のお店に車を売ることで、購入するお店とは純粋に値引き額だけの交渉が可能になります。

そこでおすすめなのが車買取専門店です。

その名のとおり車の買取に特化しているので、下取りよりも高く買い取ってもらえます。

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日産 セレナ/e-POWER/ハイウェイスターの年間維持費は約22.4万円！

いきなり結論となりますが、日産 セレナ/e-POWER/ハイウェイスターの1年にかかる維持費総額は22.4万円となります。

内訳は以下の通り

それでは日産 セレナ/e-POWER/ハイウェイスターの維持費について詳しく解説していきます。

日産 セレナ/e-POWER/ハイウェイスター 維持費計算の想定ケース

自動車の維持費は住んでいる地域や利用方法によっても大きく異なりますので、今回は以下のケースとして維持費を試算しました。

• 車種は「e-POWER ハイウェイスター」(JC08モード燃費は26.2km/L)
• 新車購入時ではなく3年経過後の車検を想定
• 違反歴なしのゴールド免許
• 車検は購入したディーラーで実施
• 30歳男性
• 駐車場代はかからないものとする
• 月間走行距離は1,000km

日産 セレナ/e-POWER/ハイウェイスター 維持費内訳

続いて維持費の内訳をそれぞれ詳しく見ていきます。

ガソリン代(111,996円)

日産 セレナ/e-POWER/ハイウェイスターはJC08モードのみ公開されています。

JC08モードは実燃費とだいぶ異なりますので、今回は実燃費の平均値15.0km/Lで、レギュラーガソリン1Lあたり140円として試算しました。

また、今回はハイブリッドモデルである「e-POWER ハイウェイスター」で試算していますが、ガソリン車の場合はJC08モードで15.0km/L、実燃費は約9km/Lとなります。

JC08モード燃費の比較(2WD)

ガソリン代(月間1,000km走行)

ガソリン車とハイブリッドモデルでは、年間10万円の差がありますので、ハイブリッドモデルの方が家庭に優しくておすすめです。

メンテナンス代(6,500円)

自動車の一般的なメンテナンスとしては、

• オイル交換
• オイルフィルター交換

となります。

このほかにも消耗品として、

• ラジエター液交換
• ブレーキフルード交換
• ATフルード交換

などもありますが、これらは車検時に作業することが多いのでメンテナンスからは除外しています。

オイル交換は1万5000km走行もしくは1年毎、オイルフィルターはオイル交換の2回に1回は交換するのが目安となっています。

費用はオイル交換が約5,000円、オイルフィルター交換は約3,000円くらいかかりますので、1年間にかかる費用はオイル交換1回の5,000円とオイルフィルターは2年に1回なので半額の1,500円の合計6,500円となります。

税金(30,500円)

自動車に関わる税金としては自動車税・自動車重量税・自動車取得税・消費税となりますが、この中で定期的にかかる税金は自動車税・自動車重量税の2つです。

2019年10月から自動車にかかわる税の仕組みが大幅に変わり、自動車税が全体的10～15%引き下げられました。

また、自動車重量税は車検時に支払う必要がありますので、車検費用の項目に含めています。

自動車税

自動車税は用途や総排気量によって税額が決定し、毎年4月1日時点で自動車の所有者に対してかかる税金です。

日産 セレナ/e-POWER/ハイウェイスターのガソリン車の総排気量は1.997L、ハイブリッドモデルは1.198Lで、e-POWER ハイウェイスターは自動車税は30,500円となります。

車検費用(73,765円)

車検費用は「法定費用」「車検基本料」「部品交換料」の3つに分類されます。

法定費用とは自動車重量税、自賠責保険、検査手数料(印紙代)のことで、ディーラー・車検業者関係なく定められた費用を支払わなければなりません。

車検基本料は定期点検料・測定検査料・車検代行手数料のことで、ディーラー・車検業者によって異なり、車検業者の方が圧倒的に安い価格設定になっているので車検代を抑えたい場合は車検業者を利用するのがお勧めです。

そして自動車のコンディションに応じてパーツの交換などにかかる費用が部品交換料です。

続いてそれぞれの費用について詳しく見ていきます。

法定費用

自動車重量税(免税のため0円)

自動車重量税は自動車の新規登録時と車検時にまとめて支払う税金で、乗用車の場合は車両の重量によって税額が変わり、軽自動車の場合は車両の重量に関わらず定額となっています。

また、環境性能に優れた「エコカー」については優遇措置があり、2021年4月30日までに新車登録を行った場合、燃費基準の達成率により「25%減税」「50%減税」「100％減税（免税）」の3段階が設定されています。

日産 セレナ/e-POWER/ハイウェイスター「e-POWER ハイウェイスター」はハイブリッドカーなので100%減税(免税)となり、新車購入時と初回車検時の自動車重量税は一切かかりません。

自賠責保険(12,915円)

自賠責保険の正式名は「自動車損害賠償責任保険」で、交通事故の際に被害者救済を目的として作られた保険です。

自賠責保険は自動車の所有者が車検期間分必ず加入する義務があるため、強制保険とも呼ばれており、普通車と軽自動車で一律料金となります。

セレナは普通車なので車検ごとに25,830円の自賠責保険が発生しますので、年額としては半分の12,915円となります。

検査手数料(850円)

車検を受ける際に検査手数料が掛かりますが、検査手数料は3ナンバー・5ナンバー・軽自動車でそれぞれ金額が決まっています。

セレナは5ナンバーなので1,700円の検査手数料が掛かりますので、年額としては半額の850円となります。

車検基本料

定期点検費用

車検を受けるためには24カ月定期点検を受けなければならず、自家用車の場合は56の検査項目をクリアしなければ車検を通すことはできません。

定期点検費用はこの車検を通すための検査を行うための費用で、ディーラー・車検業者によっても異なります。

ディーラーの場合はオイル・オイルエレメント・ブレーキフルードなどの消耗品の交換や車内・エンジンルームクリーニングなどがセットになったプランが用意されており、セレナのサイズであれば大体50,000円くらいが相場となりますので、年額としては半額の25,000円となります。

車検代行手数料

ディーラーのスタッフが車検を行うための人件費です。ディーラーによって費用は異なりますが、大体1万円くらいが相場となりますので、年額としては半額の5,000円となります。

部品交換料

自動車のコンディションによってブレーキパッドなどの消耗しているパーツの交換が必要になりますが、今回は新車購入から3年目の車検を想定していますので、部品交換が必要になる可能性は低いので0円として試算しています。

保険料(38,760円)

自賠責保険は事故の相手を守るための保険ですが、任意保険は自分を守るための保険なので、ほとんどのドライバーは加入しています。

今回は三井ダイレクト損保のサイトでセレナを想定し、ある程度充実した保証内容の条件で見積もりを作成してみたところ年間保険料は38,760円となりました。

日産 セレナとライバル車との維持費を比較してみた

日産 セレナの購入を検討している皆さん。同サイズの他車種の維持費がいくらくらいになるのか気になりませんか？

そこで今回は日産 セレナのライバル車にあたる、トヨタ ヴォクシーとホンダ ステップワゴンの2台と維持費を比較してみました。

トヨタ ヴォクシー

ヴォクシーはトヨタの看板ミニバンの一台で、月間販売台数では常に日産 セレナと1位・2位を競っているライバル車です。

ヴォクシーは高級感のあるエクステリア、広くて使いやすい車内空間、先進安全技術など総合的な満足度の高さがウリです。

今回はヴォクシーの人気グレード「特別仕様車 ZS“煌＜きらめき＞Ⅱ”J(ガソリン仕様車、4WD)」と比較してみました。

関連記事：トヨタ ヴォクシー 3年/5年/10年落ち 買取相場を徹底分析！10万キロ走行車の査定額がわかる！！

ホンダ ステップワゴン

ホンダ ステップワゴンはミニバン黎明期から続いている息の長いモデルです。最近は日産 セレナやトヨタ ヴォクシーに販売台数上位を譲っていますが、それでも今なお根強い人気を誇ります。

ステップワゴンの特徴は、Mクラスミニバンでは一般的な2.0Lエンジンではなく1.5Lターボエンジンを採用していること。これにより同サイズの車種に比べて自動車税も年間約5,000円安く抑えられています。また、ホンダ独自の「低床・低重心」技術により3列目シートが跳ね上げ式ではなく床下格納可能。ライバル車と比べてラゲッジスペースも広く後方視界性も優れています。

今回はステップワゴンの人気グレード「G・Honda SENSING(ガソリン仕様車、FF)」と比較してみました。

セレナ、ヴォクシー、ステップワゴンの維持費比較

セレナ、ヴォクシー、ステップワゴンのライバル車3台の年間維持費を一覧で比較しました。

維持費算出の条件は以下の通り。

• 30歳男性、ゴールド免許
• 駐車場代なし
• 月間走行距離1,000km
• 車検はディーラーで実施

ライバル車3社を比較すると、セレナ・ステップワゴン・ヴォクシーの順で維持費が安いということがわかりました。

セレナ・ステップワゴンはヴォクシーと比べて自動車重量税が安い、もしくは減税になっていることが維持費の安さにつながっています。

また、セレナはヴォクシー・ステップワゴンと比べて1万円以上もガソリン代が安く済むことも維持費節約になっています。

「維持費を安く済ませたい」という方にとっても、日産 セレナはおすすめの一台ということになります。

日産 セレナ/e-POWER/ハイウェイスターの維持費を安くする方法！

日産 セレナ/e-POWER/ハイウェイスターの維持費、思ったより高くありませんでしたか？

少しでも維持費を安くするためにガソリン代を節約するような低燃費の走りをしても微々たる節約にしかならないので、日産 セレナ/e-POWER/ハイウェイスターの維持費を安くしたいなら、

• 任意保険の見直し
• ディーラー車検ではなく車検業者を利用する

この2つで大きく維持費を安くできます。

任意保険の見直し

今乗っている自動車から日産 セレナ/e-POWER/ハイウェイスターに乗り換える場合、現在契約している保険会社にそのまま契約変更を依頼する方が大半だと思います。

しかし、任意保険は保険会社やプランによっては年間で1～2万円は保険料が安くなることもありますので、まずは他社からも見積もりを取ってから現在の保険会社と交渉するのが鉄則です。

こちらのサイトは私も車買替時に利用していますが、簡単に複数の保険会社から資料を集められるのでおすすめです。

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ディーラー車検ではなく車検業者を利用する

出光石油などのガソリンスタンドやオートバックスなどのカーショップでも車検を受けられるのはご存知ですか？

ディーラーとは異なり、洗車や車内クリーニングなどはオプション扱いとなっていますが、その分、価格が安いというメリットがあります。

日産 セレナ/e-POWER/ハイウェイスターの場合、ディーラー車検を利用すると約11万円以上の費用が掛かりますが、ガソリンスタンドやカーショップで車検を受ければ6～7万円が相場となっていますので、4～5万円は安く済ませることができます。

知ってますか？車は値引きより今乗っている車を高く売る方が簡単です

車を買うときに値引き額に目が行きがちですが、下取り額も気にしていますか？

車を購入したお店にそのまま下取りに出すと、購入する車の値引き額と下取り額で金額調整することができますので損してしまいます。

管理人も愛車だったヴィッツをディーラーに下取りした後に、あと30万円高く売れることに気がつき後悔しました。

車を高く売るためには、複数の業者から見積もりを集めて買取価格を比較することが一番大切です。

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