車の買取・下取り査定の際、洗車や車内清掃をするべきという意見と、査定額には影響がないので必要ないという意見がありますが、実際のところはどうなのでしょうか?
洗車や車内清掃は査定額に影響しない?
車の査定額は、車種・グレード・年式・走行距離・キズ・凹み・臭い・オーナー数など決められた項目にもとづいて査定されます。
そのため、査定前に洗車や車内清掃をしなくても基本的には査定額には影響しないと言われていますが、査定アップにもつながる可能性がある車内清掃もありますので、必ずやったほうがよいです。また、車がきれいなのと汚いのでは査定士に対して与える印象が変わってきますので、プラス査定にならなくてもマイナス査定を防ぐことにつながります。
査定時にプラスになる可能性がある車の清掃
車の隅から隅まできれいにできればよいのですが、時間がかかり過ぎてしまいます。
そこで、査定前にやっておいた方がよい清掃ポイントをまとめましたので、できる限りやっておきましょう。
車内の臭い取り
車内の臭いは査定のチェック項目です。
車の中でたばこを吸っている場合はたばこの臭いが染み付いているので消臭しておいたほうが良いです。
できれば下取りや買取の1ヶ月以上前から車内での喫煙をしないようにし、臭いを除去する消臭剤などを使用して臭いをできるだけ消すようにしましょう。
また、シートの臭い、エアコンの臭いもマイナス査定の原因となりますので消臭しておいた方が良いでしょう。
車内の清掃
マットは外して洗濯し、マット下にも掃除機をかけて砂利や汚れをとりましょう。
ダッシュボードなどに芳香剤などをとめておいたシールの跡などもマイナス査定の原因となりますので、ホームセンターなどで売っているシール剥がしできれいにしておきましょう。
シートのシミなどの汚れもできるだけとっておきましょう。
仕上げに濡れタオルでダッシュボード、ハンドル、窓、ドアの内側など全体をきれいに拭いて汚れを落としましょう。
外装の清掃
洗車はボディだけではなくホイールもきれいに洗い、できればボディにはワックスもかけておきましょう。コンパウンドで磨かれて外観でプラス査定につながることが期待できます。
ガソリンスタンドで洗車する場合、少し高い撥水などのコースがありますが、そこまではしなくても通常のシャンプー洗車で十分です。
まとめ
査定前の清掃は100%査定に影響するとは言い切れませんが、査定額のプラスになる可能性は十分にありますので、時間をかけてでもやっておいた方がよいでしょう。
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