トヨタの新型コンパクトSUV「ライズ(RAIZE)」。
コンパクトボディーなのにクラストップレベルの広々とした快適車内空間、全車速対応アダプティブクルーズコントロールなど充実装備が魅力の一台です。
そんなライズの購入を検討している多くの方が悩むのが、
「どのグレードが一番おすすめなのか?」
ということだと思います。
この記事ではライズの各グレードの価格・エクステリア・インテリア・安全性・快適装備・燃費等について比較し、どのグレードを購入すれば後悔しないのか調べてみました。
この記事に書かれている内容
トヨタ ライズを安く買う方法!

自動車を購入する際、値引き交渉はセールスマンと駆け引きが必要で大変ですが、手っ取り早くトヨタ ライズを安く購入する方法があります。
それは今乗っている車を下取りしないことです。
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しかし、購入するお店とは別のお店に車を売ることで、購入するお店とは純粋に値引き額だけの交渉が可能になります。
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参考記事:
【最新版】車を高く売りたいならネットで不評の一括査定がやっぱりおすすめ!
ライズは全4グレード!
ライズは「X」、「X“S”」、「G」、「Z」の4グレードがラインナップされています。
- X … ダイアル式マニュアルエアコン、16インチスチールホイールなど装備を最低限に抑えた一番安いエントリーグレード
- X“S” … Sをベースに予防安全技術「スマートアシスト」を装備したグレード
- G … オートエアコン、レットパイピングが施されたファブリックシート、16インチアルミホイールなど快適装備が充実したグレード
- Z … LEDフロント・リアフォグランプ、本革巻きステアリング・シフトノブ、ブラック塗装の17インチアルミホイールなどインテリア・エクステリアともに高級感のある最上位グレード
今回はこの4つのグレードについて比較していきます。
ライズ グレードによる価格の違い
ライズの各グレードを価格で比較してみました。
グレード | 2WD | 4WD | ||
---|---|---|---|---|
車両本体価格 | グレード価格差 | 車両本体価格 | グレード価格差 | |
X | 1,679,000円 | - | 1,918,800円 | - |
X“S” | 1,745,000円 | 66,000円 | 1,984,800円 | 66,000円 |
G | 1,895,000円 | 150,000円 | 2,133,700円 | 148,900円 |
Z | 2,060,000円 | 165,000円 | 2,282,200円 | 148,500円 |
最安値がグレード「X」2WDで1,679,000円、一番高いグレードが「Z」4WDの2,282,200円となります。また、同グレードでも2WDと4WDでは222,200~239,800円の差があります。
ライズ グレードによるエクステリアの違い
LEDヘッドランプ・LEDフォグランプ【Z】
「X」「X“S”」「G」はマニュアルレベレング機能付きLEDヘッドランプ、LEDクリアランスランプは標準装備されていますが、フロント・リアともにフォグランプは装備されていません。
一方、最上位グレード「Z」はオートレベレング機能付きのLEDヘッドランプをはじめ、LEDクリアランスランプ、LEDフロントシーケンシャルターンランプ、LEDリアフォグランプが装備。
機能性だけでなくデザイン的にもスタイリッシュな印象を受けます。
艶あり黒塗装 バックドアガーニッシュ【Z】
画像だとわかりずらいですが、最上位グレード「Z」のみバックドアガーニッシュが艶あり黒塗装が施されています。
実車を見てみると、通常のブラックはプラスチックっぽい素材なのに対して、艶あり黒塗装は高級感がありリアビューの雰囲気は全然変わってきます。
グレード別ホイール
「X」「X“S”」は16インチフルスチールホイール、「G」はシルバー塗装16インチアルミホイール、「Z」は切削光輝+ブラック塗装の17インチアルミホイールとグレードによってホイールの種類やサイズが異なります。
ライズ グレードによるインテリアの違い
本革巻ステアリングホイール【Z】
「X」「X”S”」「G」はウレタン素材のステアリングホイール、「Z」は本革巻きのステアリングホイールが標準装備されています。また、「X」「X”S”」は黒単色ですが、「G」「Z」はスポーク部にシルバー塗装が施されスポーティーなデザインになります。
本革巻きシフトノブ【Z】
「Z」はメッキアクセントのついた本革巻きシフトノブが装備されています。また、細かい違いですが「X」「X”S”」のシフトレバーブーツはシングルステッチ、「G」「Z」はダブルステッチという違いもあります。
ライズ グレードによる安全性の違い
ライズはグレード「X」以外は次世代の先進安全技術スマートアシストを装備。ドライバーや同乗者の安全運転をサポートしてくれます。
スマートアシストで提供されている安全機能は以下の通りです。
スマートアシストで提供される機能
- 衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者)
- 衝突警報機能(対車両・対歩行者)
- 車線逸脱警報機能
- 車線逸脱抑制制御機能
- ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)
- 先行車発進お知らせ機能
- オートハイビーム(Z以外)
- コーナーセンサー(フロント2個/リヤ2個)
- 標識認識機能(進入禁止)
また、最上位グレード「Z」のみ、スマートアシストの目玉ともいえる「全車速追従機能付ACC」が提供されています。
グレード「Z」のみ提供される機能
- ADB(アダプティブドライビングビーム)
- 全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール/停止保持機能なし)
- サイドビューランプ
- LKC(レーンキープコントロール)
また、グレード「G」「Z」では以下の機能がオプションで追加可能です。
オプションで装備できる機能
- BSM(ブラインドスポットモニター)+RCTA(リヤクロストラフィックアラート)
- パノラミックビュー
- スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)
ライズ グレードによる快適装備の違い
LEDデジタルスピードメーター+7インチTFTカラー液晶ディスプレイ【G】【Z】
「X」「X”S”」はオプティ トロンメーターですが、「G」「Z」はマルチインフォメーションディスプレイが付いたLEDデジタルスピードメーター+7インチTFTカラー液晶ディスプレイが装備されています。
プッシュ式オートエアコン【G】【Z】
「X」「X”S”」はダイアル式マニュアルエアコンですが、「G」「Z」はプッシュ式オートエアコンが装備されています。
ライズ グレードによる燃費の違い
デイズ/ハイウェイスターの燃費性能をJC08モード、WLTCモードでグレード毎に比較してみました。
グレード | JC08モード | WLTCモード | ||
---|---|---|---|---|
2WD | 4WD | 2WD | 4WD | |
X | 21.2km/L | 23.4km/L | 17.4km/L | 18.6km/L |
X“S” | 21.2km/L | 23.4km/L | 17.4km/L | 18.6km/L |
G | 21.2km/L | 23.4km/L | 17.4km/L | 18.6km/L |
Z | 21.2km/L | 22.8km/L | 17.4km/L | 18.6km/L |
JC08モードではグレード「Z」4WDが少し燃費が悪くなっていますが、実燃費に近いと言われるWLTCモードでは全グレード2WDが17.4km/L、4WDが18.6km/Lと同じ燃費性能になっているので、グレードを選ぶ際に燃費を意識する必要はありません。
【まとめ】ライズを買うなら最上位グレード「Z」がおすすめ!
ライズを購入するなら「Z」がおすすめです。
仕事などで使うなら「X」「X”S”」でも十分ですが、プライベートで使用するなら「G」以上が良いでしょう。
また、「G」と最上位グレード「Z」は約14~16.5万円ありますが、「Z」にはフォグランプ、本革巻きステアリング・シフトノブ、17インチアルミホイール、そして目玉ともいえる「全車速追従機能付ACC」がついているので、この価格差以上の価値は十分あります。
また、最上位グレードということもありますので、手放す際のリセールバリューの面からも有利です。
車両本体価格は2WDでも206万円しますが、予算的に許容範囲内であれば最上位グレード「Z」が断然おすすめです!
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