トヨタ 新型ランドクルーザー(ランクル300)の購入を検討している方の多くは毎月どのくらいの維持費がかかるのか気になるところだと思います。
この記事では、トヨタ ランドクルーザーの維持費はいくらくらいなのか、維持費を安く済ませるための節約術についてご紹介しています。
この記事に書かれている内容

メーカー | トヨタ | モデル | |
---|---|---|---|
車名 | ランドクルーザー | ||
新車価格 | 中古車相場 | ||
510~800万円 | 0万円 | ||
基本・寸法・重量 | |||
駆動方式 | 4WD | 排気量 | 3345~3444cc |
全長 | 4950~4985mm | 車内寸法 長 | 2775mm |
全幅 | 1980~1990mm | 車内寸法 幅 | 1635mm |
全高 | 1925mm | 車内寸法 高 | 1215mm |
重量 | 2360~2560kg | 乗車定員 | 5~7人 |
性能 | |||
燃料消費率 | 7.9~9.7km/L | 最小回転半径 | 5.9m |
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※使用している画像や情報はトヨタ公式サイトから引用、または参考にしております。
わずか10秒でトヨタ ランドクルーザーの維持費がわかります!
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ぜひ参考にしてみてください♪
- Q1.グレードを選択してください。
- Q2.月間走行距離(km)を入力してください。
- Q3.月額駐車場(円)を入力してください。
トヨタ ランドクルーザーを安く買う方法!

自動車を購入する際、値引き交渉はセールスマンと駆け引きが必要で大変ですが、手っ取り早くトヨタ ランドクルーザーを安く購入する方法があります。
それは今乗っている車を下取りしないことです。
車を購入するお店に下取りしてもらうと、下取り額と値引き額を自由に調整できてしまうため、下取り額を安く設定して値引き額を大きく見せることもできてしまいます。
しかし、購入するお店とは別のお店に車を売ることで、購入するお店とは純粋に値引き額だけの交渉が可能になります。
そこでおすすめなのが車買取専門店です。
その名のとおり車の買取に特化しているので、下取りよりも高く買い取ってもらえます。
車買取専門店によっては数十万円の差がありますので、一括査定で複数業者から見積もりをとるようにしましょう。
参考記事:
【最新版】車を高く売りたいならネットで不評の一括査定がやっぱりおすすめ!
トヨタ ランドクルーザーの年間維持費は43.1万円!
いきなり結論となりますが、トヨタ ランドクルーザーの1年にかかる維持費総額は43.1万円となります。
内訳は以下の通りです。
内訳項目 | 年間維持費 |
---|---|
ガソリン代 | 105,000円 |
駐車場代 | 120,000円 |
メンテナンス代 | 6,500円 |
税金 | 57,000円 |
車検費用 | 56,315円 |
保険料 | 86,670円 |
合計 | 431,485円 |
それではトヨタ ランドクルーザーの維持費について詳しく解説していきます。
トヨタ ランドクルーザー 維持費計算の想定ケース
自動車の維持費は住んでいる地域や利用方法によっても大きく異なりますので、今回は以下のケースとして維持費を試算しました。
- 車種はエントリーグレード「GX 3.5L ガソリン(5人乗り)」
- 新車購入時ではなく3年経過後の車検を想定
- 違反歴なしのゴールド免許
- 車検は購入したディーラーで実施
- 35歳男性
- 埼玉県さいたま市で持ち家
- 通勤・プライベートで月間500km走行
トヨタ ランドクルーザー 維持費内訳
続いて維持費の内訳をそれぞれ詳しく見ていきます。
ガソリン代(105,000円)
トヨタ ランドクルーザーは実燃費に近いと言われているWLTCモードの燃費が公開されていますので、WLTCモードでレギュラーガソリン1Lあたり140円として試算しました。
ランドクルーザーはグレードによって7.9~9.7km/Lと若干燃費に違いがありますが、月に500km走行する場合の差額は約1,533円、年間で18,396円と結構差が大きいので、燃費を気にする場合は購入するグレードも気にした方がよいでしょう。
WLTCモード燃費
グレード | 燃費 |
---|---|
GX 3.5L ガソリン(5人乗り) | 8km/L |
AX 3.5L ガソリン(7人乗り) | 8km/L |
VX 3.5L ガソリン(7人乗り) | 7.9km/L |
GR SPORT 3.5L ガソリン(7人乗り) | 7.9km/L |
ZX 3.5L ガソリン(7人乗り) | 7.9km/L |
ZX 3.3L ディーゼル(5人乗り) | 9.7km/L |
GR SPORT 3.3L ディーゼル(5人乗り) | 9.7km/L |
ガソリン代(月間500km走行)
グレード | 1カ月あたり | 1年あたり |
---|---|---|
GX 3.5L ガソリン(5人乗り) | 8,750円 | 105,000円 |
AX 3.5L ガソリン(7人乗り) | 8,750円 | 105,000円 |
VX 3.5L ガソリン(7人乗り) | 8,861円 | 106,332円 |
GR SPORT 3.5L ガソリン(7人乗り) | 8,861円 | 106,332円 |
ZX 3.5L ガソリン(7人乗り) | 8,861円 | 106,332円 |
ZX 3.3L ディーゼル(5人乗り) | 7,217円 | 86,604円 |
GR SPORT 3.3L ディーゼル(5人乗り) | 7,217円 | 86,604円 |
グレード「GX 3.5L ガソリン(5人乗り)」で月間500km/L走行する場合、月額は8,750円、年間でも105,000円と同クラスミニバンのハイブリッド車の中でも低燃費で家計に優しくおすすめの一台です。
駐車場代(120,000円)
駐車場の月額費用は住んでいる地域や環境によって大きく異なります。
持ち家であれば駐車場代はかかりませんし、同じ埼玉県さいたま市内でも場所によってかなりの幅があります。今回はさいたま市の月極駐車場の平均値の約10,000円として試算しました。
メンテナンス代(6,500円)
自動車の一般的なメンテナンスとしては、
- オイル交換
- オイルフィルター交換
となります。
このほかにも消耗品として、
- ラジエター液交換
- ブレーキフルード交換
- ATフルード交換
などもありますが、これらは車検時に作業することが多いのでメンテナンスからは除外しています。
オイル交換は1万5000km走行もしくは1年毎、オイルフィルターはオイル交換の2回に1回は交換するのが目安となっています。
費用はオイル交換が約5,000円、オイルフィルター交換は約3,000円くらいかかりますので、1年間にかかる費用はオイル交換1回の5,000円とオイルフィルターは2年に1回なので半額の1,500円の合計6,500円となります。
税金(57,000円)
自動車に関わる税金としては自動車税・自動車重量税・自動車取得税・消費税となりますが、この中で定期的にかかる税金は自動車税・自動車重量税の2つです。
2019年10月から自動車にかかわる税の仕組みが大幅に変わりました。
また、自動車重量税は車検時に支払う必要がありますので、車検費用の項目に含めています。
自動車税
自動車税は用途や総排気量によって税額が決定し、毎年4月1日時点で自動車の所有者に対してかかる税金です。
2019年10月から新車登録車から「自動車税」が毎年減税となり、2L以下のコンパクトカーほど減税額が大きく、年間最大4,500円、毎年10〜15%程度の減税となりました。
トヨタ ランドクルーザーの総排気量はグレードで若干異なりますが3345~3444LLとなりますので、自動車税は57,000円となります。
自家用乗用車総排気量 | 税額(引き下げ前) | 税率(引き下げ後) |
---|---|---|
1リットル以下 | 29,500円 | 25,000円(▲4,500円) |
1リットル超~1.5リットル以下 | 34,500円 | 30,500円(▲4,000円) |
1.5リットル超~2.0リットル以下 | 39,500円 | 36,000円(▲3,500円) |
2.0リットル超~2.5リットル以下 | 45,000円 | 43,500円(▲1,500円) |
2.5リットル超~3.0リットル以下 | 51,000円 | 50,000円(▲1,000円) |
3.0リットル超~3.5リットル以下 | 58,000円 | 57,000円(▲1,000円) |
3.5リットル超~4.0リットル以下 | 66,500円 | 65,500円(▲1,000円) |
4.0リットル超~4.5リットル以下 | 76,500円 | 75,500円(▲1,000円) |
4.5リットル超~6.0リットル以下 | 88,000円 | 87,000円(▲1,000円) |
6.0リットル超 | 111,000円 | 110,000円(▲1,000円) |
総排気量 | 税額(引き下げ前) | 税率(引き下げ後) |
---|---|---|
一律 | 10,800円 | 10,800円 |
車検費用(56,315円)
項目 | 費用内訳 |
---|---|
法定費用 | 26,315円 |
車検基本料 | 30,000円 |
部品交換料 | 0円 |
合計 | 56,315円 |
車検費用は「法定費用」「車検基本料」「部品交換料」の3つに分類されます。
法定費用とは自動車重量税、自賠責保険、検査手数料(印紙代)のことで、ディーラー・車検業者関係なく定められた費用を支払わなければなりません。
車検基本料は定期点検料・測定検査料・車検代行手数料のことで、ディーラー・車検業者によって異なり、車検業者の方が圧倒的に安い価格設定になっているので車検代を抑えたい場合は車検業者を利用するのがお勧めです。
そして自動車のコンディションに応じてパーツの交換などにかかる費用が部品交換料です。
続いてそれぞれの費用について詳しく見ていきます。
法定費用(26,315円)
自動車重量税(12,500円)
自動車重量税は自動車の新規登録時と車検時にまとめて支払う税金で、乗用車の場合は車両の重量によって税額が変わり、軽自動車の場合は車両の重量に関わらず定額となっています。
また、環境性能に優れた「エコカー」については特例措置があり、2021年5月1日から2023年4月30日までに乗用車(ガソリン車、LPG車<ハイブリッド車を含む>)の新車新規登録を行う場合については「平成30年排ガス規制50%低減かつ令和2年度燃費基準を達成している」に該当し、「令和12年度燃費基準60%以上達成」している場合は、免税または減税となります。
ただし、特例措置は1回限り適用されるルールになっていますので、新車新規登録時に適用され、3年目の初回車検以降には適用外となります。そのため、自動車重量税はエコカー(本則税率)の25,000円、年額としては12,500円となります。
車両重量 | 免税 | エコカー (本則税率) | エコカー以外 | ||
---|---|---|---|---|---|
右以外 | 13年経過 | 18年経過 | |||
~0.5トン | 0円 | 5,000円 | 8,200円 | 11,400円 | 12,600円 |
~1トン | 0円 | 10,000円 | 16,400円 | 22,800円 | 25,200円 |
~1.5トン | 0円 | 15,000円 | 24,600円 | 32,400円 | 37,800円 |
~2トン | 0円 | 20,000円 | 32,800円 | 43,200円 | 50,400円 |
~2.5トン | 0円 | 25,000円 | 41,000円 | 54,000円 | 63,000円 |
~3トン | 0円 | 30,000円 | 49,200円 | 64,800円 | 75,600円 |
自賠責保険(12,915円)
自賠責保険の正式名は「自動車損害賠償責任保険」で、交通事故の際に被害者救済を目的として作られた保険です。
自賠責保険は自動車の所有者が車検期間分必ず加入する義務があるため、強制保険とも呼ばれており、普通車と軽自動車で一律料金となります。
37ヶ月 | 36ヶ月(新車購入時) | 25ヶ月 | 24ヶ月(車検時) | 13ヶ月 | 12ヶ月 | |
---|---|---|---|---|---|---|
普通車 | 36,780円 | 35,950円 | 26,680円 | 25,830円 | 16,380円 | 15,520円 |
軽自動車 | 35,610円 | 34,820円 | 25,880円 | 25,070円 | 15,960円 | 15,130円 |
ランドクルーザーは普通車なので車検ごとに25,830円の自賠責保険が発生しますので、年額としては半分の12,915円となります。
検査手数料(900円)
車検を受ける際に検査手数料が掛かりますが、検査手数料は3ナンバー・5ナンバー・軽自動車でそれぞれ金額が決まっています。
車種 | 検査手数料 |
---|---|
3ナンバー | 1,800円 |
5ナンバー | 1,700円 |
軽自動車 | 1,400円 |
ランドクルーザーは3ナンバーなので1,800円の検査手数料が掛かりますので、年額としては半額の900円となります。
車検基本料(30,000円)
定期点検費用(25,000円)
車検を受けるためには24カ月定期点検を受けなければならず、自家用車の場合は56の検査項目をクリアしなければ車検を通すことはできません。
定期点検費用はこの車検を通すための検査を行うための費用で、ディーラー・車検業者によっても異なります。
ディーラーの場合はオイル・オイルエレメント・ブレーキフルードなどの消耗品の交換や車内・エンジンルームクリーニングなどがセットになったプランが用意されており、ランドクルーザーのサイズであれば大体50,000円くらいが相場となりますので、年額としては半額の25,000円となります。
車検代行手数料(5,000円)
ディーラーのスタッフが車検を行うための人件費です。ディーラーによって費用は異なりますが、大体1万円くらいが相場となりますので、年額としては半額の5,000円となります。
部品交換料(0円)
自動車のコンディションによってブレーキパッドなどの消耗しているパーツの交換が必要になりますが、今回は新車購入から3年目の車検を想定していますので、部品交換が必要になる可能性は低いので0円として試算しています。
保険料(86,670円)
自賠責保険は事故の相手を守るための保険ですが、任意保険は自分を守るための保険なので、ほとんどのドライバーは加入しています。
今回は「おとなの自動車保険」のサイトで15等級を想定し、ある程度充実した保証内容の条件で見積もりを作成してみたところ年間保険料は86,670円となりました。
トヨタ ランドクルーザーの維持費を安くする方法!
トヨタ ランドクルーザーの維持費、思ったより高くありませんでしたか?
少しでも維持費を安くするためにガソリン代を節約するような低燃費の走りをしても微々たる節約にしかならないので、トヨタ ランドクルーザーの維持費を安くしたいなら、
- 任意保険の見直し
- ディーラー車検ではなく車検業者を利用する
この2つで大きく維持費を安くできます。
任意保険の見直し
今乗っている自動車からトヨタ ランドクルーザーに乗り換える場合、現在契約している保険会社にそのまま契約変更を依頼する方が大半だと思います。
しかし、任意保険は保険会社やプランによっては年間で3~5万円は保険料が安くなることもありますので、まずは他社からも見積もりを取ってから現在の保険会社と交渉するのが鉄則です。
こちらのサイトは私も車買替時に利用していますが、簡単に複数の保険会社から資料を集められるのでおすすめです。
ディーラー車検ではなく車検業者を利用する
出光石油などのガソリンスタンドやオートバックスなどのカーショップでも車検を受けられるのはご存知ですか?
ディーラーとは異なり、洗車や車内クリーニングなどはオプション扱いとなっていますが、その分、価格が安いというメリットがあります。
トヨタ ランドクルーザーの場合、ディーラー車検を利用すると約12万円以上の費用が掛かりますが、ガソリンスタンドやカーショップで車検を受ければ6~7万円が相場となっていますので、4~5万円は安く済ませることができます。
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知ってますか?車は値引きより今乗っている車を高く売る方が簡単です

車を買うときに値引き額に目が行きがちですが、下取り額も気にしていますか?
車を購入したお店にそのまま下取りに出すと、購入する車の値引き額と下取り額で金額調整することができますので損してしまいます。
管理人も愛車だったヴィッツをディーラーに下取りした後に、あと30万円高く売れることに気がつき後悔しました。
車を高く売るためには、複数の業者から見積もりを集めて買取価格を比較することが一番大切です。
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