2021年9月に発売されたトヨタの小型クロスオーバーSUV「カローラクロス」。
実用性の高いボディーサイズに高級感のあるデザインの本車種は幅広い年齢層で人気を集めそうです。
そんなカローラクロスの購入を検討している多くの方が悩むのが、
「どのグレードが一番おすすめなのか?」
ということだと思います。
この記事ではカローラクロスの各グレードの価格・エクステリア・インテリア・安全性・快適装備・燃費等について比較し、どのグレードを購入すれば後悔しないのか調べてみました。
この記事に書かれている内容
トヨタ カローラクロスを安く買う方法!

自動車を購入する際、値引き交渉はセールスマンと駆け引きが必要で大変ですが、手っ取り早くトヨタ カローラクロスを安く購入する方法があります。
それは今乗っている車を下取りしないことです。
車を購入するお店に下取りしてもらうと、下取り額と値引き額を自由に調整できてしまうため、下取り額を安く設定して値引き額を大きく見せることもできてしまいます。
しかし、購入するお店とは別のお店に車を売ることで、購入するお店とは純粋に値引き額だけの交渉が可能になります。
そこでおすすめなのが車買取専門店です。
その名のとおり車の買取に特化しているので、下取りよりも高く買い取ってもらえます。
車買取専門店によっては数十万円の差がありますので、一括査定で複数業者から見積もりをとるようにしましょう。
参考記事:
【最新版】車を高く売りたいならネットで不評の一括査定がやっぱりおすすめ!
カローラクロスは全4グレード!
カローラクロスはハイブリッド車かガソリン車かの違いはありますが、大きく「G”X”」、「G」、「S」、「Z」の4グレードがラインナップされています。
- G”X” … バックガイドモニターやパーキングサポートブレーキをはじめとした一部装備を省くことでコストを抑えたエントリーグレード。ガソリン車のみ設定。
- G … インテリア・エクステリアはG”X”と同様だが、快適装備・安全装備が装備されたグレード。
- S … Gと比べて17インチアルミホイール、ルーフレール、メッキ・金属調塗装などエクステリアが充実したグレード。
- Z … Sをベースに18インチアルミホイール、LEDフォグランプやLEDライン発光テールなどのエクステリアの充実と、シートヒーターを搭載した本革+ファブリック素材のシートなどインテリア・エクステリアともに高級感のある最上位グレード。
今回はこの4つのグレードについて比較していきます。
カローラクロス グレードによる価格の違い
カローラクロスの各グレードを価格で比較してみました。
グレード | 2WD | 4WD | ||
---|---|---|---|---|
車両本体価格 | グレード価格差 | 車両本体価格 | グレード価格差 | |
G”X” | 1,999,000円 | - | - | - |
G | 2,240,000円 | +241,000円 (G”X”と比較) | - | - |
HYBRID G | 2,590,000円 | - | 2,799,000円 | - |
S | 2,400,000円 | +160,000円 (Gと比較) | - | - |
HYBRID S | 2,750,000円 | +160,000円 (HYBRID Gと比較) | 2,959,000円 | 160,000円 (HYBRID Gと比較) |
Z | 2,640,000円 | +240,000円 (Sと比較) | - | - |
HYBRID Z | 2,990,000円 | +240,000円 (HYBRID Sと比較) | 3,199,000円 | 240,000円 (HYBRID Sと比較) |
ガソリン車の最安値がグレード「G”X”」で199万9千円、一番高いグレードが「Z」の264万円となります。ハイブリッド車の最安値がグレード「HYBRID G」2WDで259万円、一番高いグレードが「HYBRID Z」の4WDで319万9千円となります。また、同グレードでも2WDと4WDでは20万9千円の差があります。
カローラクロス グレードによるエクステリアの違い
上位グレードのみルーフレールが装備!


「S」「HYBRID S」「Z」「HYBRID Z」はルーフレールが装備されています。わずかな違いですが、あるかないかでは雰囲気が全然変わってきます。
Z/HYBRID Zは18インチアルミホイールを標準装備!



「G”X”」「G」「HYBRID G」は215/60R17タイヤ&17×6 1/2J スチールホイール、「S」「HYBRID S」は215/60R17タイヤ&17×6 1/2J アルミホイール、「Z」「HYBRID Z」は225/50/R18タイヤ&18×7Jアルミホイール(切削光輝+ダークグレーメタリック塗装)が標準装備されています。
カローラクロス グレードによるインテリアの違い
メーター類もグレードによる差が鮮明に



「G”X”」はアナログメーター+ブラック塗装メーターリング付き4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ、「G/HYBRID G」は、アナログメーター+サテン調塗装メータークラスター・メーターリング付き4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ、「S/HYBRID S/Z/HYBRID Z」はオプティトロンメーター+サテン調塗装メータークラスター付き7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ(スピードメーター表示)を装備しています。
カローラクロス グレードによる安全性の違い
カローラクロスは全グレードで予防安全技術「Toyota Safety Sense」を装備。ドライバーや同乗者の安全運転をサポートしてくれます。
予防安全技術「Toyota Safety Sense」で提供されている安全機能は以下の通りです。
Toyota Safety Senseで提供される機能
- プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)
- レーントレーシングアシスト[LTA]
- レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)
- オートマチックハイビーム[AHB]
- ロードサインアシスト[RSA]
また、Toyota Safety Sense以外の安全装備や駐車支援機能はグレードによって装備が異なります。
Toyota Safety Sense以外の安全装備・駐車支援機能
- パーキングサポートブレーキ(前後方静止物) … G”X”以外で標準装備
- ブラインドスポットモニター[BSM]+パーキングサポートブレーキ(後方) … G”X”以外がオプションとして装備可能
- パノラミックビューモニター … S/HYBRID S/Z/HYBRID Zがオプションとして装備可能
- バックガイドモニター … G”X”以外で標準装備
最近の車種ではほぼ必須ともいえるバックガイドモニターがG”X”では装備できないことには注意が必要です。S/HYBRID S以上のグレードであれば、すべての安全装備・駐車支援機能を装備可能なので安心です。
カローラクロス グレードによる快適装備の違い
シートヒーターで冬場も快適
カローラクロスの最上位グレードZ/HYBRID Zのみ運転席と助手席の座面にシートヒーターを内蔵。寒い冬場でも車内をあたたく包んでくれます。
カローラクロス グレードによる燃費の違い
カローラクロスの燃費性能をWLTCモードでグレード毎に比較してみました。
グレード | WLTCモード | |
---|---|---|
2WD | 4WD | |
G”X” | 14.4km/L | - |
G | 14.4km/L | - |
S | 14.4km/L | - |
Z | 14.4km/L | - |
HYBRID G | 26.2km/L | 24.2km/L |
HYBRID S | 26.2km/L | 24.2km/L |
HYBRID Z | 26.2km/L | 24.2km/L |
ここでは実燃費に近いと言われているWLTCモードで比較していきますが、2WD車と4WD車の燃費に大きな違いがないのが魅力の一つです。
一般的には4WD車の方が燃費性能が大きく低下しているため、雪が降ったり路面が凍結するような地域でも2WD車を選択している方は少なくありません。しかし、カローラクロスは2WD車と4WD車では2km/L程度しか差がないので、4WD車を選択しても維持費が大きく変動するということはありません。
ガソリン車とハイブリッド車の燃費性能は12.2km/Lも違いますが、車両本体価格が35万円もハイブリッド車の方が高くなっています。
仮に年間5,000km走行したとしても、ガソリン代の差額は21,893円なので、ハイブリッド車を購入してガソリン代で元を取るのは難しいでしょう。
【まとめ】カローラクロスを買うなら最上位グレード「Z」がおすすめ!
カローラクロスを購入するなら「X」がおすすめです。
仕事などで使うなら「G”X”」でも十分ですが、プライベートで使用するなら快適に乗れる「S」以上が良いでしょう。
上記の燃費比較でも書いた通り、ガソリン車とハイブリッド車では車両本体価格が35万円も違いますので、無理にハイブリッド車を購入する必要はありません。
インテリア、エクステリアは「HYBRID Z」とほぼ差はありませんし、「Z」は最上位グレードということもありますので、手放す際のリセールバリューの面からも断然有利です。
車両本体価格が264万円しますが、予算的に許容範囲内であれば最上位グレード「Z」が断然おすすめです!
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