自宅や駐車場から動かすことができない、いわゆる不動車を売りたいんだけどどうすればいいの?という声をよく耳にします。
動かない車とはいえ、せっかくなら高く売りたいですよね。
しかし、高く売るために修理などにお金を掛けすぎて損してしまうこともあり得ますので、動かない理由ごとにどのように売却するのがオススメなのかご紹介します。
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車が動かない理由によって高く売る方法は変わる
車が動かなくなる理由として多いものをピックアップしてみました。
- 長い間乘らずに放置しておいたらバッテリーが上がった
- 車検が切れてしまい公道を走ることができないので買取店へ持ち込めない
- 車が故障していて自走できない
ほとんどがこの3つのパターンに該当するのではないでしょうか?
それでは、それぞれのパターンごとに高く売るにはどうするべきか一つずつ見ていきましょう。
バッテリーが上がってしまった場合
これはよくありますね。
中でも多いのが冬の間バッテリーを取り付けたまま車に一切乗らずに放置しておき、雪が融けていざ車に乗ろうとしたらバッテリーが上がってエンジンがかからないというケースです。
バッテリーは寒さに弱く、気温が低いほど性能が低下する特性があります。
常温で100%の性能を発揮できるとして、気温が-20度の場合は約50%の性能しか出ません。
また、年数が経過するとさらに性能低下は顕著に表れるため、冬の間にバッテリーが上がってしまいます。
バッテリーが上がってしまった場合、まずはブースターケーブルを使用して他の車から電気を供給してきちんと充電できるようであればそのまま査定に出しましょう。
しかし、充電できないようであれば格安のバッテリーでもよいので交換しておきましょう。インターネットであれば5000円以下でもバッテリーが売られています。
なぜバッテリーが上がった場合は動く状態にするのかというと、車をディーラーや買取業者へ引き取ってもらう際に運送費用を請求される場合があるからです。
運送費用は数万円はかかるため、せっかく高値で査定してもらえたとしても運送費用で数万円も引かれたら意味が無いですよね。
そのため、数千円で済むバッテリー交換をしておいた方がお得なのです。
車検が切れている場合
車検が切れている場合もバッテリー上がりと同じで、公道を走行できないため運送費用がかかります。
しかし、車検費用は軽自動車でも数万円、普通乗用車であれば10万円以上はかかるため、運送費用を負担した方がトータルで見ると安く済みます。
買取店は出張査定も対応していますので、車検が切れている場合は自宅や駐車場まで査定に来てもらい、そのまま車検が切れた状態で売ることをオススメします。
注意してもらいたいのは無車検状態で買取業車まで車を運転して持ち込むこと。車検の期限が切れている車を運転すると以下の通り罰せられます。
- 違反点数6点(前歴がない場合)
- 30日間の免許停止
- 6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金
ちなみに車検切れの車を乗っていても簡単にバレないだろうと思っている方も多いようですが、道路のいたるところにナンバー読み取り装置が設置されており、国土交通省によりチェックされていますので絶対にやめましょう。
参考記事:ナンバー読取装置などで発見した無車検車、約5万8000台に注意喚起
車が故障して動かない場合
故障などで車が自走できない場合、ディーラーなどでは買取してもらうことはできません。
それどころか廃車代もとられてしまいます。
しかし、事故車をはじめとして自走できない車を専門に買い取ってくれる業者も存在します。
事故車の買取専門は、解体して使えるパーツを販売したり、海外などへの独自の流通経路を持っているため驚くほど高値で買い取ってもらえます。
動かない車の場合は断然買取専門店をオススメします!
まとめ
- バッテリー上がりは運送費用を考えると交換・復旧してから売る
- 車検切れはそのまま売る
- 自走不可の不動車は事故車などの買取専門店へ査定してもらう
知ってますか?車は値引きより今乗っている車を高く売る方が簡単です

車を買うときに値引き額に目が行きがちですが、下取り額も気にしていますか?
車を購入したお店にそのまま下取りに出すと、購入する車の値引き額と下取り額で金額調整することができますので損してしまいます。
管理人も愛車だったヴィッツをディーラーに下取りした後に、あと30万円高く売れることに気がつき後悔しました。
車を高く売るためには、複数の業者から見積もりを集めて買取価格を比較することが一番大切です。
申し込みも簡単で3分で終わりますよ。
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