2016年11月9日にダイハツ トール、トヨタ ルーミー・タンク、スバル ジャスティが揃って発表されました。
この4車種はダイハツ トールをトヨタ、スバルへOEMとして提供した兄弟車種となっています。ちなみにトヨタはルーミーとタンクの2車種ありますが、これは取り扱う販売店の違いからで、トヨタの人気車種ノアとヴォクシー、アルファードとヴェルファイアと同じで、トヨタ店とトヨタカローラ店ではルーミー、トヨペット店とネッツ店ではタンクが販売されます。
この4車種はベース車両は同じなので走行性能や燃費はほとんど変わりませんが、エクステリアやインテリアなどの見た目には結構違いがあります。
この記事では、ダイハツ トール、トヨタ ルーミー・タンク、スバル ジャスティの4車種の違いやおすすめポイントなどをご紹介しています。
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この記事に書かれている内容
トール/ルーミー/タンク/ジャスティを安く買う方法!

自動車を購入する際、値引き交渉はセールスマンと駆け引きが必要で大変ですが、手っ取り早くトール/ルーミー/タンク/ジャスティを安く購入する方法があります。
それは今乗っている車を下取りしないことです。
車を購入するお店に下取りしてもらうと、下取り額と値引き額を自由に調整できてしまうため、下取り額を安く設定して値引き額を大きく見せることもできてしまいます。
しかし、購入するお店とは別のお店に車を売ることで、購入するお店とは純粋に値引き額だけの交渉が可能になります。
そこでおすすめなのが車買取専門店です。
その名のとおり車の買取に特化しているので、下取りよりも高く買い取ってもらえます。
車買取専門店によっては数十万円の差がありますので、一括査定で複数業者から見積もりをとるようにしましょう。
参考記事:
【最新版】車を高く売りたいならネットで不評の一括査定がやっぱりおすすめ!
トール/ルーミー/タンク/ジャスティを外観(エクステリア)で比較!
まずは4車種を外観(エクステリア)で比較してみました。
フロントマスクはトヨタ タンクが差別化されている!
フロントマスクを見比べてみると、ダイハツ トール/トヨタ ルーミー/スバル ジャスティの3車種が似ていますが、トヨタ タンクだけは少し違うデザインになっています。
また、ダイハツ トール/トヨタ ルーミー/スバル ジャスティのカスタムグレードはグリルがメッキ仕上げになっており、アルファードやエスクァイアを彷彿させる高級感のあるデザインで人気があります。

トヨタ ルーミーのフロントマスク。メッキ仕上げで高級感を漂わせています。
リアビューはダイハツ トール/トヨタ タンクのクリアテールがオススメ!
リアビューのデザインはどれもほぼ同じですが、ダイハツ トール/トヨタ タンクがメッキを生かしたクリアテール仕様になっています。トヨタ ルーミー/スバル ジャスティと比べて高級感がありカッコよさの面では一歩リードしています。
トール/ルーミー/タンク/ジャスティを内装(インテリア)で比較!
インパネ・シートのデザインはほとんど同じですが、いずれもシンプルで使い勝手がよさそうな内装に仕上がっています。
また、カラーリングはトヨタ タンク/トヨタ ルーミーがブラック&ブルーでオシャレな雰囲気で若いユーザー層に、ダイハツ トール/スバル ジャスティは落ち着いたカラーリングで幅広い年齢層に受け入れられそうです。
トール/ルーミー/タンク/ジャスティの実燃費はどうなの?
カタログ値ではトール/ルーミー/タンク/ジャスティの燃費はJC08モードで21.8~24.6km/Lと低燃費のように見えますが、実燃費はカタログ値の49~66%と約半分くらいとそれほど燃費が良いわけではありません。
詳しくはこちらの記事で実燃費の調査結果をまとめていますので、よければご覧ください。
参考記事:トール・ルーミー・タンク・ジャスティの実燃費を調べてみた
売れているのはどれ?トール/ルーミー/タンク/ジャスティを販売台数で比較!
実際に売れているのはどの車種なのか、一般社団法人 日本自動車販売協会連合会が公開している販売状況をもとに各社の販売台数を比較してみました。
※このグラフの販売台数は一般社団法人日本自動車販売協会連合会及び一般社団法人 全国軽自動車協会連合会のデータを使用しております。
ジャスティはランキング外のため販売台数が非公開となっていますので、かなり少ないことが予想されます。
売れ筋としてはトヨタ ルーミー > トヨタ タンク > ダイハツ トール > スバル ジャスティの順番という結果でした。デザイン、走行性能もほぼ同じ車種なのに3倍以上販売台数に開きがあるということは、やはりトヨタというネームバリューが販売実績に大きく影響していることがわかります。
【結論】どの車種を買うべきなのか?
大きな違いはフロントマスクくらいしかないため、普段から利用している販売店で取扱いがあればそのまま購入しても良いでしょう。
しかし、数年後に下取りや買取を検討している場合はリセールバリューを意識しておく必要があります。
車体自体の開発元はダイハツですが、テレビCMや広告では圧倒的にトヨタ ルーミー・タンクが一番プッシュされています。実はかねてよりトヨタから人気車種だったbBの後継車が発売されると噂されていましたが、ルーミー・タンクがそのbBの後継車にあたり大々的にセールスされていると考えられます。
また、実際に売れているのがトヨタ ルーミー/トヨタ タンクで、トヨタ車は中古車でも値崩れしにくい傾向にあるとから、メーカーにこだわりがないのであればトヨタ ルーミー/トヨタ タンクを購入するのがベターな選択だと思います。
ライバル車はやっぱりスズキ ソリオ?

メーカー | スズキ | モデル | 3代目(2015年~) |
---|---|---|---|
車名 | ソリオ/バンディット | ||
新車価格 | 中古車相場 | ||
145.9~223.1万円 | 65~218.7万円 | ||
基本・寸法・重量 | |||
駆動方式 | 2WD、4WD | 排気量 | 1242cc |
全長 | 3710mm | 車内寸法 長 | 1420mm |
全幅 | 1625mm | 車内寸法 幅 | 1360mm |
全高 | 1745mm | 車内寸法 高 | 1420mm |
重量 | 930~990kg | 乗車定員 | 5人 |
性能 | |||
燃料消費率 | 22~32km/L | 最小回転半径 | 4.8m |
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※使用している画像や情報はスズキ公式サイトから引用、または参考にしております。
トール/ルーミー/タンク/ジャスティの購入を検討しているなら、比較対象となる車はスズキ ソリオです。
スズキ ソリオは2010年に発売されたハイトワゴンタイプの普通乗用車で、スズキが得意とする軽自動車の技術を流用して開発されました。
前後のシートを自由に行き来できるセンターウォークスルーや後席の両側スライドドアなど、使い勝手は申し分ありません。
また、現行モデルでは32.0km/lを実現するハイブリッドタイプもラインナップされており、特にファミリー層を中心に人気を集めています。
価格面でいえば、既に発売から数年が経過しているスズキ ソリオは中古車もだいぶ流通していますので少しでも安く抑えたいというのであれば、スズキ ソリオも選択肢としてはアリだと思います。
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